2024.02.13
先週、当館へ湘南高校野球部80年史制作の為に調査で来た方のお招きで、湘南高校内にある湘南高校歴史館を拝観させて頂きました。湘南高校といえば、昭和24年に佐々木信也さんと共に甲子園初出場ながら神奈川へ初めて深紅の優勝旗をもたらし、石原慎太郎さんやノーベル賞受賞の根岸英一さん等々を産み出した真の文武両道の高校としても有名です。(選抜高校野球にも二度出場!)
今回お招き頂いたのは同級生5人と共に東大へ進み、東大野球部をリーグ4位、5位(江川卓さんの時代)へと押し上げる原動力となった投手で、六大学野球で8勝もあげた西山明彦さんでした。これぞ野球王国神奈川の礎を築いた数々の足跡や高浜虚子から優勝した選手に贈られた一句等を拝見出来たことに深く感動しました!
帰路には、藤沢駅前で38年焼き鳥屋を営む、相洋高→ヤクルトスワローズへと進んだ店主自らが焼く、後藤雄一さんの店「匠」へ。ここでも野球話しが果てしもなく続きました。お陰様で昼も夜も、吸収し切れない程にたまらない話しばかりでした【野球に感謝】。
2023.08.22
神奈川県予選、準決勝、決勝と観てきた中で、例年は東海大相模・横浜高校を応援してきたのが、今年は慶應に心が傾いてました。強い、このチームなら全国の天辺を獲り、真紅の大優勝旗を神奈川に持ち帰ってくれるだろうと思いました。
明日は優勝の仕方を知っている仙台育英、相手に不足はないでしょう。思う存分決勝の舞台を楽しんできて欲しいです。
ところで、前回優勝した107年前の優勝時の様子は如何に。ベースボールブックサロン所蔵の選手権大会50年史を紐解くと、107年前=大正5年(1916年)、場所は甲子園でなく豊中球場、慶應普通は東京代表で、決勝の相手は市岡中、参加校は関東圏で16校、全国でもまだ115校と高校野球もまだ緒についたばかりかと。明日の一戦、当時と同じスコアで勝たないかなぁ〜と密かに願ってます。
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